10大新宗教のうち知ってる3つと+α


http://d.hatena.ne.jp/pha/20080110/1199966610


そのうち天理教生長の家創価学会と家の近所のお寺について語る。


1.天理教
ぼくのばあちゃんが信者さん。
ぼくも奈良の天理市に行ってお参りをしたことが何度もある。
ぼくの知る限り、あまり宗教色が強くない。
経典を読んで信者を勧誘して…とか、寄付を募るとか、行事、祭事を他の宗教に比べてあまり積極的に行っていない(ゼロというわけではない。あくまで他と比較して)。
宗教自体の教えや布教のシステムが優れているとはどうしても思えない。
現に信者さんの話によると、信者の高齢化が進んで信者数は減っているそうな(正確なデータはない。あくまで噂話です)


それでも今なお存在しつづけている秘訣は、会報誌がおもしろい。
さんさいっていう15歳以下の子どもを育てる親向けの冊子はよくできている(変な週刊誌を読むよりおもしろいと思う)
毎回ゲストを招いて、ゲストの子供時代、親にどんな教育を受けたか聞いたり、自分の子どもをどんなふうに教育しているかをインタビューしたりしている。
このゲストがけっこう豪華。
マギー 審司、アニマル浜口…いろんな分野の有名な人を呼んでいる。
また、インタビューもおもしろい。


あと、教会ごとに特色がある。
教祖を信奉して奉る従来のトップダウン的な宗教じゃなくて、ボトムアップ的な手法で教会が運営されている。
具体的には、その教会の教会長さんがおもしろい人が多いのだ。
自分の宗教体験を語ってくれたり、相談事をするとこうしたらいいよ〜みたいに一緒に悩んでくれる。
天理教はあんまり教義に縛られた所が少なくて、そういう教会の末端運営者の人たちのマンパワーに支えられてるところが大きい。
人によっては、天理教のことはよくわからんけども、教会長さんは好きだ!みたいな人があんがい多い。
もちろん、個々の教会の色が強すぎて別の教会にはあんまりなじめなかったって人も多い(自分も他の教会に行ったらあまりにも雰囲気が違ってあまりなじめなかった)


2.生長の家
これまたぼくのばあちゃん(上の人とは別の)
生長の家はじっさいに活動に参加したことがないのでよくわからないのだけど、会報誌をばあちゃんが毎月郵送してくるのでそれを読んだ感想から。
この会報誌もなかなかおもしろい。
具体的な内容は、谷口清超(総裁)のコラムと人生相談(人の人生相談っておもしろい。不謹慎だけども)。
生長の家の特色は、具体的に言うととても教義が新しい。
いろんな宗教のいいとこ取りみたいな感じ。
総裁が博識で、地球温暖化に対してどういう対策をとるべきだ!みたいなことも書いてるくらい。


3.創価学会
うちの近所の団地に熱心な信者がいるみたいで、団地の住人の大半が信者らしい(ぼくの友人談)
信者数の増加数は日本にある宗教の中で今現在トップなんじゃないかな。
若い信者が多い。
ぼくも団地の創価学会の友達に入信しないかどうか誘われた(しかもかわいい女の子たくさんいるよ〜一度来てみない?といわれて心が揺れ動いたけど行かなかった(笑))
ネット上ではよくない噂があったり、公明党憲法に違反してるんじゃないか(宗教と政治をからめてはいけない?だっけかな)とか、ちょっとあやしさが漂ってるってのが素人の意見。


4.家の近所のお寺
ここの住職さんがいい人でうちのお墓があるので少し書く。
うちのじいちゃんが「なあ住職!坊さん丸儲けってほんとか?」って聞いていやいや〜なかなか経営たいへんなんですよ〜と経営について語りだすくらいフランクなお人。
個人的に、お坊さんとか宗教関係の人で悪い人ってあんまりいないと思う(もちろん寄付を募ったり、駅でキリスト教の勧誘をやっていたり等しつこくてあまりよくないのもある)。
話はおもしろいし、立派な人が多い。
年に何回かお墓を掃除しにいったり法事に行く程度のお付き合いですが。


と、まあこんな感じかな?
ちなみに去年は天理教の教会に1回、家の近所のお寺に1回(親戚の3回忌)行った。
普通の20代と比べたら、よく宗教にお世話になっているほう?かな。
熱心に信者というわけではなく、親戚付き合いの一環みたいな感じかな。


オウム真理教
カルト宗教と宗教はまったく別物。
ほんとうの宗教は地域に根ざしてるし、生活の役にたつものだと思う。
変な宗教は明らかに見た目が変。
オウム(なんとかサティアンとか)、ライフスペース(ミイラだっけ?)、パナウェーブ研究所(研究所じゃないから宗教じゃない?)とか。
景気が悪くなったり、世界情勢わるくなるとカルト宗教って流行るね。
でも、景気が悪くなったときこそ宗教の出番だと思う。
練炭自殺とか首吊り自殺する前に、お寺に行くのは良いと思う。
まさに駆け込み寺。

って、脱線した。
この本を紹介したかったのだ。

約束された場所で (underground2)

約束された場所で (underground2)

村上春樹オウム真理教の信者の人にインタビューするノンフィクション。
宗教にはまる人の気持ちがちょっとだけわかる。
宗教にはまるというと、ネガティブなイメージが付きまとうけども、信奉してる人は普通の人だというのがわかってもらえる。