CI(Computational Intelligence)


http://d.hatena.ne.jp/nishiohirokazu/20080109/1199838176


ぼくはロボットはやらなかったけど、複雑系を少しかじったことがあっておもしろそうなので考察。
ソフトウェアを改善するのではなく、ハードウェア(カメラ)を高性能のものに変えると簡単なコードでよくなるという話。


人間の目の視神経って100万本くらいしかない。
単純に比較はできないけども、だいたいカメラに換算すると100万画素程度。
おまけに目の中には血管がたくさん張り巡らされてるし、目の表面にゴミがあったりする。(実際に目に映ってるはずなんだけど、見えない、その部分は脳が削除している)
実際に目でみた情報→脳→ほにゃらら→画像データみたいな感じで変換がなされる。
実際の元データは脳内で加工されている。
だから人間の脳みそが高精彩の画像を生み出しているとも言える。


http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/brain/brain/71/index-71.html


目の中心に盲点(視神経の束がつながってる点)があって、そこには実際に物が見えてないんだけど、そこの部分を脳が補って見せているってのが簡単な実験で体験できる。


なんか話が脱線してきた。
物事をまとめるの苦手なので容赦してもらいたい(笑)


人間のほうが機械よりもハードウェア的に劣ってるという話をしたかったんだ。
一方ソフトウェアはどうかというと、これも機械よりも劣っている。
人間の脳みそは100ステップくらいしか瞬時の思考はできない。
視神経から信号が入力→脳→演算→筋肉に信号を伝達→出力…人間の体不便。
たしか進化しすぎた脳かなんかに書いてあった(うろ覚えだ…orz...)
ようするに、勘を人間は使ってる。
だいたいあのへんに玉がくるから打ち返そう…みたいな。


で、人間の勘みたいなものを機械で再現できないかなと考えられたのがニューラルネットワークとかGAとかそういうものだけども、これらを利用してシステムを構築したりしてもハードウェアの限界がやはりボトルネックになってしまう。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B5%E7%99%BA


創発
アリ塚ができる仕組みとか。
部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される。


こういうのを組み合わせて柔軟な動きを機械にさせようという実験はけっこうある。
小さなロボットを組み合わせて大きな仕事をさせるとか。


そこで、30fpsのカメラをたくさん用意して複眼にする。
多数のカメラで集めた情報をかさね合わせて処理するとかしたらうまくいく?かな。
って、何の実験なのかよくわからないけど、脊髄反射的に書いてしまった。