サバイブSNSのオフ会に行ってきた

開始から次の日の朝までずーっと居ました。
すごく濃い話で、ついていくのに精一杯で、まだ消化しきれていない部分がたくさんです。
自分が聞いていて耳に残った話をいくつか書きます。


1.本当の貧困者はサバイブSNSにたどりつかない
そういった人をどうするか。
秋葉原事件の加藤のような人は、ネット上に日記を書いていた。
そういう日記を探して、書いている人に声をかけて誘う。
そういった活動をしようという話。


2.貧困という言葉は適切ではない
サバイブSNSに参加している人は、「貧」な人はいないけど、「困」な人が多いという話。
ぼくも「困」を抱えている1人だと思う。
reponさんが、年収600万以上の人が電車に飛び込むのはおかしいと言っていた。
電車に飛び込んだ人は貧困を抱えた人だ。
昔のような物質的に困窮している人は現代にはほとんどいない。
昔の貧困と今の貧困は貧ではなく、困のほうが強い。
貧困2.0?というか、貧困という言葉でカテゴリ分けしてしまうと、問題が逆に見えてこなくなってしまう。


3.サバイブSNSの目指すもの
ぼくは、今現在のとにかく困っている人に声をかけて、サバイブSNSにたどり着けない人を拾い上げる活動という方向性は正しいと思う。
で、その次。
貧困の出口を作る。
困っていることは、人それぞれで、みんなで一つの目標へ向かって努力するというのは無理だ。


個人的に自分がこういうふうになりたいというビジョンはあって、古本屋をやりつつ、エンジニア的なことがしたいというのがある。
幸い古本屋は利益が出てるので、現状維持+α、本を保管するスペースを有効に活用するために、一部スペースを開放して、開発合宿とか、プログラマーズカフェなんてできたらいいなと思ってる。
問題となるのは、店舗を手に入れるのと、運営のところ。
そういう部分はサバイブSNSで不動産やプログラマの人や自営業的スキルを持っている人に話を聞けたらうれしい。


もしかしたら、これは実現不可能かもしれないし、別の形で花開くかもしれない。
でも、こうやって何か希望を持つことができて、サバイブSNSから1人でも多く貧困から脱出する人が出たらいいなと思う。
まだできたばかりだし、具体的な結果が出るのかどうかもわからない。
オフ会は成功したのだから、この「次」だってあるんじゃないかなと思う。
サバイブの貧困ってわけわかんねえなぁ〜と切り捨てるのではなくて、みんながそれぞれ持ってる悩みに向き合って、解決できるような場になるのが理想だとぼくは思う。